@misc{oai:nufs-nuas.repo.nii.ac.jp:00001310, author = {横山, 達也}, month = {Mar}, note = {本作は2014年9月にNUAS GALLERY「The tone composition」にて展示したプラチナ・パラジウムプリントである。今回の展示作品では、「残したいもの」というテーマのもと、肖像写真をプラチナ・パラジウムプリントで制作した作品である。ただただこの高価なプラチナ・パラジウムプリントにするだけでなくずっと残しておきたいものとして制作した。  撮影では「Kodak Professional TRI-X400 120mmFILM」を使用して、その撮影されたフィルムをいったんパソコン上にスキャンして、編集した画像をインクジェットプリンター用モノクロネガ「ピクトリコプロ・デジタルネガフィルムTPS100」へと出力して、ネガの引き延ばしを行ない、それをプラチナ・パラジウムプリントの密着用ネガとして使用した。  支持体として選んだ紙は「Westone’s Diploman Parchment」この紙は100%コットンラグで作られており、紙自体にもとから少し黄色みがかっているのが特徴で、またその色合いがイメージした肖像写真の雰囲気と合っていたのでこの紙を使用した。更に処理時の感光液を塗った際の浸透率が落ち着いており、むらなく均一に塗ることが出来た。しかし濡れると非常に脆く破れやすいので注意が必要であった。  イメージした肖像写真の雰囲気を引き立てる効果を出す為に、プリントの色調と階調では支持体の元からの色に加え、プラチナとパラジウムの割合でパラジウムを多く使用することによって理想的なプリントが再現できた。}, title = {プラチナ・パラジウムプリント : 「The tone composition」より}, year = {2015} }