@article{oai:nufs-nuas.repo.nii.ac.jp:00001583, author = {村上, かおり}, issue = {8}, journal = {名古屋外国語大学論集, Bulletin of Nagoya University of Foreign Studies}, month = {Feb}, note = {教室外での読む活動において、学習者が受身文を理解できることは重要である。本稿では小説に使われている受身文を拾い出し、主語と行為者それぞれの有情性で分類し、出現頻度を調べた。603 個の受身を調べた結果、有情主語有情行為者受身文の相対度数は35.49%、有情主語非情行為者受身文は8.96%、非情主語有情行為者受身文は38.31%、非情主語非情行為者受身文は17.25%であった。  「日本語の受身は人間中心」と言われるが、今回の調査では行為者が有情の場合の主語には有情と非情の出現頻度の違いは見られなかった。一方で、行為者が非情の場合は主語も非情の場合が多いという結果になった。併せて受身文の主語と行為者の分析も行う。  小説には非情の受身が頻出していることから、学習者が楽しみのために読む活動がより良くできるようになるために、非情の受身の教育を再考する一助になればと考える。}, pages = {313--332}, title = {小説における受身の使用―主語と行為者の有情性に焦点を当てて―}, year = {2021}, yomi = {ムラカミ, カオリ} }